9月22日 天候 晴天

吉備の中山さんと 雪彦山地蔵岳東陵のバリエーションに行ってきました。

以前岡山の山MLの murasuzumeさん行ったルートです。
HP参考にさせて頂きましたありがとうございます。


時々活発なヤマビルを見つけながらアプローチを歩きます。
振り返るとこの道を通るのも4回目になります。
早朝は比較的涼しく以前程汗をかかずに取り付きに到着します。

1P目・・・・ この2ピッチはスラブ。所々にある指が入る穴を手掛かりに高度を稼ぎます。
2P目
    昨日の雨で穴に水が入っていましたが特に問題なくクリア。
        1ピッチ目は途中のペツルボルトでビレイを取ると丁度中間位だと思います。

3P目・・・・・すべり台(のっぺりとした岩壁)に向かう道です。
        下りながらの右トラバースです。 

4P目・・・・・

すべり台を登ります。遠目で見るよりは傾斜の緩いフェイスです。

中央を登ろうと挑戦しましたが無理のようだったので早々に諦め無難に右側のクラック沿いを登ります。
適度なガバもあり面白いですが高度感があり緊張します。
セカンドビレイは登り切った所にある松の木で取りました。

5P目・・・・・・すべり台を登り切り踏み後を慎重にたどるとノーマルルートに合流します。

ノーマルルートのチムニーを登り切った所に出ます。
ここでロープを解き各自ザックに入れて少し歩くと馬の背へ到着します。

6P目・・・・・ピッチと言うほどではありませんが馬の背の手前で右にトラバースします。

正面壁方面へ移動し少しだけ下り傾斜のきつめの岩を登り凹角取り付きへ。
凹角取り付き付近まではロープを使いませんでした。

7P目・・・・このルートの核心と言われている凹角を登ります。

出だし苦戦するも吉備の中山さんのアドバイスで何とか突破。
噂通り残置の支点が非常に少なくキャメ♯3をセットする。
本チャン初使用だがここで使うしかない・・・といった感じのクラックだったので技術書に書いていた注意事項を思い出しながらセットする。
恐らくバッチリ効いていたと思います。 
凹角の感想としては思っていたよりは登りやすく感じました。
ガバ・足の置き場を冷静に探れば何とかなると思います。
立木にタイオフしながら登り途中行き詰まった所を右にトラバースします。
恐らくこのコース取りが普通だと推察されます。

8P目・・・・・凹角ルートから右にトラバースしすぐ上を直上しますがどうもおかしい。

他の方のレポを読むと傾斜の緩いところを登って終了と書いてあるのだがどう考えても緩くありません(苦笑)
仕方ないので一旦降りて(残置して・・・)吉備の中山さんをビレイします。
じっくり見るとややハングになっておりここでアブミを使って突破する事にします。
いわゆる本チャンでのアブミ初使用となりましたが無我夢中で突破しました。
薄被りの所でアブミに乗り立ち込むのはやはり難しいです。
まだまで腕力だけで登っているので岩や足を上手く使って登りたいです。
上まで抜けて地蔵岳の看板を見た時はホッとしました。
このルートだとこのピッチが核心だと思います。

今日の反省・・・・ルートを読む目が無い。

残置の支点に頼りすぎなので岩の弱点の部分を見極めるようにしたい。

取り組んだこと・・軽量化。今回頑張って27Lザックにギヤ等入れて挑戦しました。
           いつもより軽かったのでいいクライミングが出来ました。

クイックドロー    ×11
環付カラビナ(大型) × 7
PAS(セルフビレイ用)×1
ナイロンスリング   ×1(150cm)
ダイニーマスリング  ×1(120cm)
ATCガイド      ×1
キャメロット♯2・♯3×各1

予備
テープアブミ4段   ×2
ダイニーマスリング  ×2 (60cm)
ダイニーマスリング  ×1(120cm)
ナイロンスリング   ×1(123cm)
環付カラビナ(小型) ×4
カラビナ       ×5
ATC         ×1
8環         ×1

今回の装備(整理してみるとまだまだ多いなぁ・・・・・)

1ピッチ目スラブ↓

すべり台↓

重いです・・・・・・・

クライミング後温泉に寄りました。

締めはもちろんアイスです。

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